100kgが3kg痩せるのと60kgが3kg痩せるのと一緒にしてはいけない
私は食べるのが早い
そして私は食事のときに
水を多く飲む
食事中の水分補給が肥満に繋がるのかはわからないけど
私はむくみがすごかった
なので100kgあった時もそうだけど
3kgの増減なんて1日に何度もしたくらい
水分を体に多く溜めていたようだ
3kg痩せた!ラッキーなんて
思うこともなかった
普通のことなので
近所の奥さんが万年ダイエッターで
出会った頃から会えばダイエットの話をしていた
毎日毎日
100g太っただの200g減っただの
報告してくる
私は本当に興味がなかったけど
相槌は打つ
これが気心知れた友人なら
「興味ないわ」と言ったでしょうが
そこはご近所さんだったので
「へ~そうなんだね」くらいのリアクションはしていた
後に(約15年の歳月を経て)全く興味がなかったことを
カミングアウトする
その奥さんはさすが万年ダイエットをしているだけあって
痩せ体型である
彼女は55kgから59kgくらいをウロウロしている
59kgくらいになったら絶食をしたりして
体重を落とす作業を繰り返している
ある日ふと思った
(この人はこんなに体重のこと気にしているのに
何故4kg太っては痩せてを
繰り返しているのだろうか?
そんなに100gや200gのことが気になるのなら
毎日プラマイ0で生きられないものか?)
デブが思う素朴な疑問を本人に聞いてみると
- お菓子(甘いものが大好き)が無性に食べたくなる
- 食欲が爆発して食べ続ける日がある
とのこと
そうなんだ
ちゃんと食欲があって爆発することがあるんだと
それがMAX4kgだということ
私と同じじゃん
わたしはそのMAXが60kgだっただけで
そして彼女を見ていると
私はこれほどまでに体重に縛られて生きる人生は選べない
毎日毎日体重計に何度も乗って
100gで一喜一憂して絶食して外食も出来ない
彼女との出会いは私に色々な気づきを与えてくれた
最初は右から左に受け流していたけど
彼女のようなやり方以外でどうにかならないかな
と考えるようになる
- 頑張らない
- 運動しない
- いつでも挫折してもよい
- 他人には押し付けない
1は頑張ったのにダメだったという落胆で興味を無くす
2はそもそも私の体は大人になった時点で50kgの体だったのに
単純に筋肉と脂肪と水分で60kgも増えた
60kgのダンベルなんて持つどころか動かすことすら出来ないのに
それを体に纏っているんだから
毎日が強度MAXの筋トレしている状態
よって運動はしない
生きてるだけで筋トレ
3はいつでも何もしないありのままの自分を受け入れて
生きれば良いという気持ちで保険を掛けた
あれもこれもしないといけないなんて
やっていたら間違いなく1日で終了となる
それくらいなら努力をしない努力をして
いつでも止めてもよいというルールにする
4は私が他人にされて一番嫌だったこと
他人にダイエットを薦めること
これは言われたら言われるほど
絶対にダイエットしたくないというメンタルになった
自分でもよくわからない心情だけど
されて嫌だったので自分はしないと誓った
興味のない人に自分の興味を押し付けるのは
私はあまり好きじゃないらしい